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カウボーイのスポーツ、ロデオの全てがわかる |
カウボーイが暴れる牛や馬の背に乗っている姿をテレビや映画で一度は目にしたことがあるだろう。エキサイティングな、いかにもカウボーイらしいスポーツ。それがロデオだ。
カウボーイの仕事から生まれたロデオは、今ではアメリカを代表するスポーツとなって、全米各地で盛んに行われている。ロデオに出て賞金を稼ぐプロのロデオカウボーイもアメリカには大勢いる。チャンピオンは憧れのヒーローだ。
ロデオはスポーツであり、体力、バランス感覚、さらに、高度な技術力が求められる。単なる度胸試しではない。日本では基本ルールでさえもあまり知られていないが、細かいルールがあり、単に落ちずに長く乗り続ければ良いというものではない。
そもそも、ロデオは、馬や牛にまたがるものだけではなく、子牛を追いかけロープをかける競技などいくつもの競技からなっている。ロデオは、「オリンピック」という言葉と同様、ブルライディングやローピングなどの競技大会の総称をロデオという。よく「暴れ牛に乗る競技=ロデオ」と思われているが、これは間違いである。
アメリカに行ったときに、ぜひ、スポーツとしてのロデオを見て欲しい。あまり日本には伝わってこない本当のアメリカが感じられるだろう。概説だけでも知っていれば、見る面白さも断然違ってくる。そこで、このページを参考にして欲しい。
★ ロデオを見よう!
ロデオを見るためにはどこに行けばよいかを解説。
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プロのロデオカウボーイになるには?
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これを読めば、今のアメリカ、ロデオ界の実態が良く分かる。
★ インタビュー
ロデオ界のスーパースターに聞く、インタビューシリーズ。
第1回 ガイ・ジョハンセン
(ブルライディング・カナダチャンピオン)
第2回 ウィル・ロー
(ベアバックライディング・世界チャンピオン)
★ 日本のロデオカウボーイ
本格的にロデオに挑戦する日本人がいるのだ。
日本人ロデオカウボーイの活躍を紹介。
★ 日本のロデオ
Wild East Rode in 沖縄 (1999年6月19日)
沖縄ブルライディング協会による日本のブルライディングを写真レポート。
★ リンク
ロデオ関係のリンクを集結。
沖縄ブルライディング協会 (OBRA)
日本初のロデオ団体として1998年8月17日、沖縄の小さな酒場、ウィスキーリバーにて沖縄乗牛倶楽部として、数名の米軍海兵隊のメンバーで発足した。その後、沖縄乗牛協会に名前を変えて、沖縄を中心にブルライディングの大会を開くなど活発な活動を行ってきた。現在は活動を休止している。活動は、Bull Riding Japanに引き継がれている。
ブルライディング・ジャパン (BRJ / Bull Riding Japan)
元OBRAの日本人メンバーが関西を拠点に、ロデオの中でも最も危険なスポーツ、ブルライディングの普及活動を行っている。現在、日本唯一のブルライディングの競技団体。マシンや模擬ではなく、正式な用具を揃え、牧場にアリーナを作り上げ、牧場の本物の牛にまたがって本格的なブルライディングである。
2015年5月現在、活動は休止した。
Written by Masaji Munekuni
撮影協力:熊谷雄治さん(閉店したZESTにて) |
ブルライディングを体験できるマシンをご存知だろうか?
ブル(雄牛)の動きを模したもので、オペレータの操作により、前後にまた左右へと動き、またがるものを振り落とそうとする。映画「アーバン・カウボーイ」で有名になったマシンだ。スピードのレベルも調節でき、周りにはふわふわのマットが置かれて、落ちても安心。初心者でも練習なしで乗れる。
日本ではロデオマシンと呼ばれているが、ロデオマシンの本当の名前は、メカニカル・ブル(Mechanical Bull)という。そもそも、ロデオとは暴れる牛馬に乗ることではなく、ブルライディングやローピング、バレルレーシングなど複数の競技種目の競技会の総称である。そのため、ロデオマシンというのは名称は適切ではない。
本物のブルライディングと同じように、マシンに付けられたハンドルを片手で持ち、もう一方の手を空中にあげ、メカブルの動きに合わせて体を前後に揺らして乗る。ただし、メカブルは本物のブルとは全く動きが違い、手の持つ部分も全く異なる。メカブルは、ブルライディングの練習用ではなく、あくまで遊び用。これで上手く乗れたからといって本物のブルに乗れるわけではない。でも、ちょっとブルライダーの気分を味わってみるのもいいかも。 日本ではできるだけ長く乗れるかを競うのが多かったが、アメリカでは、本物のブルライディング同様、8秒間乗れるかを試すもの。
アメリカから輸入したマシンは、整備や部品の入手が難しく、今ではほとんど見かけなくなった。あまり勢いがないが、コンピュータ制御のものがRoundOneなどで見かけられる。
Written by Masaji Munekuni
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